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~ アルバート・エンデ世界 

天井から吊り下がる断線した無数の電話線。されども灯り、椅子の上。コールは鳴り響く。
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❖ 人物型録Albert Ende

 もっとも客人に慈悲深く、平等で、親近感の持てる怪異。

 唆すことなく助言をくれたり、己の部屋を試す者へ初手、必ずためらいの声を掛けてくれるのは彼だけである。

​ 異界にそぐわぬ風貌と性質だが、唯一外界へ繋がることができるのに館から脱出しないことなどからして、やはり何処か普通ではないのかもしれない。

❖ 蒐集:indomitable spirit -不屈の精神-

 うわべを衒ったものではなく、真実の気概。

❖ 磁界共鳴

 外界へと繋がる媒体は電界。ネオン、トルマリン、電話、TV、アンプリファイア、etc。彼と共鳴すれば何処でも其処は電脳世界となる。

❖ 005:エレクトリカル パーティコール

 電話口で、老若男女が建前で爛れた本音煩悩愛憎を醜く嘔吐する。それが██を生み、理性のない獣達と化した。
 「もしもぉし、誰かァ~、██の散歩をしてきてくれ~、ハッ!ふつーの人間がその名を見聞すると狂ってしまうんだった……。じゃあ、仮に【僕】としよっかな!」

 彼は、電話対応に忙しい自分の代わりに、██の相手ができるメンタルを求めている。

 リードはどの電話線でも良い。正気でいられるほど、欲しい情報を提供してくれる。

❖ 博物陳列取得品

・銅線粘膜…血清。██に食まれるたび失いゆく理性を保つため。

・情報抹消…招待人が狂わないように██の映像と自分の名を脳内から消去する。

ミラビリスカードキー…生命移住可能領域に在る望んだ部屋扉を開くことができる。

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僕⇒██のこと
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