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~ 梓睿 <ジ ルイ> の世界 ~
死臭は花へ、墓土は蝶へ。見えない出口を夜台から示すトリックスター。
❖ 人物型録:Zi rui
ぶかぶかの道服をまとう姿は幼いが、永く此処に居る怪異。
知識や経験を道しるべとして照らすけれど、時に頑固で偏屈。
一人の時間を大事にしており、いつの間にか姿を晦ましていることも多い。部屋にこもって自分のことを内観し、常に何かを考えている。
稀にぴょんと跳ね、身長の伸びを期待。殭屍に間違えるとめっぽう煩い。
❖ 蒐集:experiential intuition -経験的直観-
(※有意義な)顕在&潜在意識で暇つぶし。
❖ 叙事的演劇
視野が狭くなっているだろ。俯瞰して物事を見つめろよ。冷静に真理を探究するんだ、わかるか、そうでなければこの館からは出られない。
❖ 009:孤高のパラダイム
鱗粉か、花茶か、それとも。不思議なにおいが立ち込める部屋で、彼は台の上に寝そべっていた。顔に乗せた書物の下から声がかかる。
「ばか、貴方、この部屋が何かわかってんのか? █ぬぞ」
ぶわりと蝶が舞い、霊符で埋め尽くされていた床下が大きく音を立てはじめた。怯えと同時に生にすがった客人には、彼は条件を出してくる。
「希死念慮なら手助けしてやる。我に有意義な話をしてくれればだけど!」
❖ 博物陳列取得品:
・探究燈會…道さすランタン。灯が蝶となり客人を導く。
・勅命陏身保命…死者を付き従わせる霊符。道士でなくとも魔除けにはなる。
・茶壷飾棚…叡智という名の暗示が詰まった茶器を並べたコレクション。
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